コサギ ― 野鳥を見ながらのウォーキング(「散歩」ね,ホントは)を始めてから,ずっとみたいと思っていたコサギ。ダイサギやチュウサギはよく見るのに,コサギだけはほとんど見たことはありませんでした。まちがいなくコサギだといえるシラサギを見たのは一回だけ。このときはなんと電線にとまりツツー,ツツーと横滑りするような動きをしていたので,足がよく見えコサギだとわかりました。そして,たぶんコサギだろうなと思ったのも一・二回。そんなもんでした。
県立博物館で,(県内では)コサギの個体数の減少が顕著で絶滅が心配されているということを知って,なるほど,見ないわけだなぁ,と思っていました。
※「レッドデータブックとちぎ2018」によると県内のコサギは「絶滅危惧Ⅱ類」― 絶滅の危険が増大している種 ― だそうです。
ぜひ近くで見ておきたいと思っていたら,この前,なかがわ水遊園に行ったとき,とてもきれいなシラサギを見たのです。お,サギだ,と思ったのですが,飛んでいってしまったので「おもしろ魚館」に入館して見学しました。館内を見て回った後,外に出たら,ちょうどまた白いサギが降りてきたので,魚館の周囲のデッキ(?)を回っていくと・・・
池の水に降りて歩き始めたのを見たら,わ,あの足,黄色い!なんとコサギではありませんか。こんなところ(失礼!)で,まさか,コサギを見るとは。県北でも個体数が減少していたのではないのか?
このコサギ,今年の若い鳥なのでしょうか,とてもきれいな羽根,くちばしや足の指の色,そして胸や背中の飾り羽根も新鮮です。
それにしてもきれいな個体です。いつも見るダイサギやチュウサギですが,なかなかこんなにきれいな羽根の個体はいません。珍しくなってしまったコサギですが,なかがわ水遊園でこんなにじっくり観察できたのはとってもラッキーだったと思いました。
そうそう,もちろん,なかがわ水遊園のおもしろ魚館も楽しみましたよ。
…
1枚目: 飛び立とうとしているコサギ。とてもきれいな翼で足の指の色もわかります。
2枚目: 立ち姿がとても美しかった。水中の足の指が黄色いのがわかります。
3枚目: 石の上をあるいていました。胸の飾り羽根や足の黄色い指がわかります。
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