早速モニタで確認すると・・・。まさに水中から跳び出してくるその瞬間が!
ああ,カワセミ!なんて悔しいんだ。獲り逃がしちゃったじゃないか。あ,ということは,捕食シーンも撮りはぐったってことか,残念!
ん?いつもならカワセミは川に沿って飛んでいってしまうのだけれど,今日は,またほとんど元のところにもどって,川面を見つめているではないか。
ということは?よし!えらいぞカワセミ,あきらめずにもう一度チャレンジするんだな。それならこっちもあきらめずに君を追いかけよう。
そうして撮れたのが,これ。もうちょっと水面に近い方がよかったのだけれど,翼の形もよく,くわえている獲物もよく撮れていたのがこの写真だ。
あぁ,正直にいわなければならないよね。なんといっても写真のために撮影ポイントで粘っているわけじゃなくて,日課の散策だからね。持っていたレンズはお散歩用の 28-300 のズーム,手持ち撮影。いくら小さな川といっても,カワセミを脅かさずに近づいてクローズアップにするには,力不足(ですよね?)。だから「作品」としては,ちょっとトリミング,いえ,かなりトリミングしてます。
もとの写真がこれ。オリジナル性の証明のため,周辺をわずかにトリミングしてありますが,300mm で撮影したものとほぼ変わらない構図になっています。右上のカルガモは,狙っていたときはもう少しカワセミに近いところにいて,後ろからではなく横からの姿で撮れるのでないかと期待していたのですが。カワセミって意外なほど長く水中にいるものなのですね。ダイブして水中に潜ってから出てくるまで感覚的には 5 秒くらい,Exif のデータからの逆算でも 2 秒くらいは潜っている感じでした。その間にカルガモは期待していたよりずっと遠くに行ってしまっただけでなく,こっちにおしりを向けちゃったというわけです。
あぁ,いいわけは見苦しいですね。でも,どうやら,一度失敗しても,またほぼ元のところに戻ってきたときは,もしかすると次には成功するかもしれないってことですよね。本人(?)も「今度こそ」なんて気合いが入っていたりしてね。
カワセミは,まだまだ本当に気に入った写真は撮れていないし,他の野鳥たちもとてもきれいな姿を見せてくれているし,そのうちもっと焦点距離の長いレンズを当たり前に持ち出すようになりそうです。
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