2010-04-18

通級指導教室担当者研修会

わたしたちの街には,通級指導教室を開設している小中学校が10校(2009年度。新たに開設されたようなので2010年度は11校)ある。その担当者が集まっての研修会が「通級指導教室担当者研修会」だ。
これらの通級指導教室の大部分が開設されたのは2002~03(H14~15)年度だが,通級による指導について勉強しなくては指導にならないと当時の担当者や先達は考えたに違いない。どこかの校長先生かだれかの力を借りて,研修会を開いたのだろうと思う。それがこの「通級指導教室担当者研修会」だった。だからこれは,ほんとうに心ある教師たちによる,お仕着せなんかじゃない,ほんものの研修会として続いてきたのだ。


【ここからは,フィクションです。もし現実の世界のできごととの類似性があると感じたら,それはあなたの心的過程によるものであって,現実社会との類似は極めて珍しい偶然です。フィクションだと言うことをお忘れなく…】

しかし,いつのことだろうか,そんな研修が自分の権限の及ばないところで行われていることにがまんがならないと感じた人がいたのだろう。いったいどんな権限があって研修会に参加するように求めてくるんだ,こいつらは…とばかりに,こころある教師たちに圧力をかけるようになったのであろう。
そんなとき,手をさしのべてくれる人が現れた。市の教育会の一部ということにしてはどうか,教育会会長(これは校長先生が持ち回りで兼務している)名で文書を出すようにしようと…。
こうして,通級指導教室の担当の先生たちの熱意は消されることなく,今へと受け継がれることになったのです。
ところがある日,まるで大声で怒鳴りつけることが,そして自分の思い通りにさえすれば,それが,自分の立派さの証明とでも思い込んでいるかのようなほんとうにご立派な教育者が現れ,なんとかして自分の権力を見せつけたいとでも思ったのであろう。教育会の一部門であることを逆手にとって,ゴリを押してきたのだ。
これに待ったをかけられなかったのか,手をつけかねたのかは分からないが,結局,この方の思い通りになりそうだ。
結論の要点は「教師は研修なんかに行くな。通級指導教室の担当者には研修はさせない。」だった。

【ここでフィクションは終わりです。ここからは,ただの愚痴です。フィクションよりもっと現実とは思えないことです。現実との類似が見えたとしてもそれはあなたの心的過程のなせる技。どうかお間違えのないように…】

どんなに業績のあった方かは存じ上げないけれど,ご○職なさる方がこんなにも後を濁すことができるのはなぜなのだろう。このようなお方に勝手をさせておくほど○○会は情けない人ばかりなのか?それが私の今の疑問。今年度の初めの通級手続き文書も,そういう思いで見るせいか,かすかにこげくさい。○○会よりもっと権限のある後ろ盾があるってことか?まさかね。


ところで今年度に向けての異動,なんとなく不思議な感じがするのは気のせいかな?

(albireoな日々,Dec/02,2010転載)

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