ネムノキ ― 花ざかりです

　散歩，じゃない，ウォーキングコースの河岸に何本かのネムノキ Albizia julibrissin があります。それらは，今，花ざかりです。

　見るたびに思うのですが，ネムノキの花ってほんとうに不思議ですよね。

　マメ科なのだそうですが，あの "花" はどう見てもマメのなかまの花には見えませんよ。

　って，（調べたら）あの細い，毛のようなものは，小さな花からとび出した "おしべ" だそうですよ。

　しかも，そんな小さな花が頭状花序のように 10～20 くらい集まっているんだそうです。

　ネムノキといえば，（葉に）触ると葉が閉じて項垂れると聞いたことがあり，子どものころ何度も試してみました。でも，一度もうまくいったことはありませんでした。

　これもやっぱり夜になると閉じてしまうそのようすから「ネムノキ」といわれるようになったらしいですね。

　そうだったのか。些細なこととはいえ，思いこみって … 。

　ことばを紡ぐとき，それが誰かに対してか自分に対してのことばなのかを問わず「思いこみ」がないかどうか，一度立ちどまって，ちゃんと自問する必要があるってことでしょうか。

　気をつけなきゃ。

📝 2022-07-05    

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撮影: 2022-07-03: WX350  F3.5-6.5/4.3-86mm, 86mm f/6.5 1/250s -0.7EV ISO320