ただ,ウォーキングや散歩の楽しみのひとつに,川面に遊ぶカルガモや流れに沿ってサッと翔んで行くカワセミなどの鳥や川岸に思いがけず現れる小さなイタチを見るということがあったのも確かです。水防の工事で,カワセミやイタチはおろか,カルガモもセキレイもいなくなってしまいました。
もちろんそれを残念に思わなかったといえば,うそになります。でも,それはそれとして,カルガモやカワセミがもどってくるのはいつだろう,今年は無理としても来年かな?それとも... などと思いながら歩いていました。
そして,川の流れを見,カルガモの姿を探しながら歩いた季節も,もう秋の終わり。日々寒くなり,ジョウビタキを見かけるようになってきたこのごろ。
そんな今日,ついに岸の斜面の草藪の中をそっと歩いて行く小さなイタチを見ました。そして,カルガモだ!こんなに早く,イタチが,そしてカルガモが帰ってくるなんて。
小薮川は街中の小さな川。私たちの安全な生活のために行われた河川改修ですが,小さな川に生きる鳥や生き物たちにとってはわけもわからず追い出されただけだったことでしょうね。そして私たちも追い出そうとしたわけではないのですね。でも,それを知ってか知らずか,川辺が落ち着いたらちゃんと帰ってきてくれたんだね。
この辺りではしばらく見なかったアオサギも見かけるようになってきました。今日はすぐ近くの工場のやねの上におもしろい格好をしたアオサギも見つけました。その格好にはどんな意味があるんだい?
さあ,またこの川沿いのウォーキング (散歩) の楽しみが帰ってきたんだね。
(wr/ Nov/03,2017)
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