このブログにコメントをいただいた。そのコメントに「昔の夢」なんて書いたけど,正直,また忘れかけていたということに気づいた。
高校時代には地学部にいたんだけど,星野の写真をよく撮っていた。そんなころから考えていたのは,究極の長時間露出・・・そう,12時間を超える夜空の写真を撮りたいということ。
その後,カメラは進化(まぁ,ホントは変化だろうな)し,買い換えたカメラを使って初めて気がついたことがあった。それは,カメラ自体が長時間露出ができないようになってしまっていた!
今や電池がないと写真が撮れないことはだれでも知っているが,電池がないとシャッターがきれないだけでなく開けておくこともできなかったのだ!バルブにセットしても10時間も12時間も露出できない。私の夢ははかなくも消え去ったのであった。
で,長いこと忘れていた夢だったのだけれど,とうとうニコンさえ銀塩のカメラのラインナップを縮小してしまった。仕方はないと思うし,入門機とフラッグシップの両方が残されたことに感謝してもいいくらいだろうとも思う。ただ,多くのファンが思ったように,入門機としてFM2か3Aを残してもらっていたら,たぶん,それを買ったと思う。
こうなると急にほしくなったりするんですよね。そういうことって誰にもあると思う。
こうして,夢を思い出し,その実現可能性を考えていれば,当然カメラがほしくなったというわけです。そのカメラは,基本的に電池がいらないカメラでなければならない,せっかくだから実用性もほしい・・・この2点が絶対条件になりました。
実は,F2を買ったのには,もう一つ笑えない事情があったのですが,それはまた別の機会に・・・ということにします。
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(albireoな日々,Dec/02,2010転載)
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